暗唱聖句:「あらゆる形の悪から離れなさい」テサロニケ第一5章22節
目標:神は罪を嫌いになることを知り、罪ある私たちのために用意されたゆるしの道を信じて受ける。
導入
先週はイスラエルのためがエリコの街を責めとったお話でした。神様の命令に従って、エリコの城壁の周りを7日間行進し、叫び声を上げると、感情な街の城壁が崩れたのでしたね。この勝利は、イスラエルの人々の力によってではなく、ただ神様の力によって与えられたのでした。人々は、そのことをちゃんとわかっていたでしょうか。
アカンの罪
イスラエルの人々がエリコに攻める前に、神様に命じられていたことがありました。「あなた方は、エリコの街で、勝ち取った品物に手を出して、自分のものにしてはいけない。神様への捧げ物以外は、すべてを焼き尽くしなさい。」しかし、その命令を守らなかった人がいました。アカンは、エリコの街で見つけた美しい外套(がいとう)と、銀貨と金の延べ棒に目を奪われ、こっそりとって、自分のテントの中に隠してしまいました。
アイの街に負ける
エリコに勝利したイスラエルは、次にアイと言う街と戦うことになりました。ヨシュアはアイに偵察隊を送り様子を探らせました。偵察隊は「アイは小さな街でみんなで行くまでもないでしょう。2000~3000人の部屋を送れば楽勝です。」難攻不落と思われたエリコの街に、神様の力で勝利した後だったので、イスラエル民は自信満々です。神様がついている自分たちが負けるはずがないと言う気持ちになっていたことでしょう。ヨシュアは偵察隊の言う通りに3000人の兵隊をアイに送りました。ところがイスラエルの兵はアイの兵たちの猛烈な反撃をくらい、命からがら逃げて帰ってきました。人々は青ざめ、すっかりしおれてしまいました。
ヨシュアは、地にひれ伏して神様に祈りました。「神様、私たちが敵の前からこんなふうに惨めに逃げ帰ったとしたら、ほかの敵たちも私たちを攻めてきて、私たちは滅ぼされてしまうでしょう。どうかあなたの御心を教えてください。」
罪を取り除く
神様は「立ちなさい。あなた方の中に、私の命令を破ったものがいます。自分のものにしてはいけないと、命じておいたものを盗んだのです。だから、あなた方は、負けたのです。その罪をそのままにしておくなら、私はあなたが共にいることができません」
翌朝早くし、神様の命令に従いイスラエルの民を集めてくじを引かせました。誰が罪を犯したかを探し出すためでした。代表者が順番にくじを引いていくと、だんだん人が絞られてそして最後にそのくじはアカンに当たりました。アカンは、自分が犯した罪を告白しました。それが事実だと確かめられるとアカンにはとても厳しい罰が与えられました。
ポイント:
私たちもこのくらいいいだろう、バレなければいいだろうと考えることもあります。けれど、神様の前に隠されている罪はありません。神様は私たちを愛してくださる愛のお方であると同時に、正しく聖いお方ですから、罪を曖昧にはなさいません。神様に共にいることはできないとお告げになったように、私たちが罪を犯した時、神様と私たちの関係が壊されてしまいます。神様はその私たちを罪から救うために救い主イエス様を送ってくださいました。私たちは私たちの身代わりにイエス様が罪の罰を受けて十字架で死んでくださったことを信じるなら、罪をゆるされて救われるのです。ですから、私たちは罪を悔い改めて様を信じましょう。