いのちのことばを語る教会
- 日本語キリスト教会 デュッセルドルフ
- 6月22日
- 読了時間: 3分
主題 いのちのことばを語る教会
暗唱聖句 「このいのちのことばをすべて語りなさい」使徒の働き5章20節
目標 イエスを愛する愛と、イエスに従う喜びに溢れて、苦難も恐れず宣教した使徒たちにならう
導入
よみがえられたイエス様にお会いしたペテロたちは、イエス様のことを伝えたくて仕方がありません。「みなさん、聞いてください!イエス様を信じて救われてください」と毎日毎日語り続けました。そのために指導者たちに憎まれ捕まり、責められても、ペテロたちはもう逃げたりしませんでした。
1 使徒の働き
ペテロやヨハネを始めとするイエス様の弟子たちは、使徒と呼ばれる教会のリーダーになりました。使徒たちは神殿に集まり、毎日神様を礼拝していました。神様からいただいた力で、イエス様のように病気の人を癒すことができたので、苦しんでいた人たちが大勢集まってきました。使徒たちはいつもイエス様のことを一生懸命伝えたので、イエス様を信じたひとたちがどんな増えていきました。教会の仲間にならない人たちも、教会の人たちを尊敬するようになりました。
2 逮捕された弟子たち
その様子を以前ペテロとヨハネを牢屋に入れたユダヤ人の指導者たちはいまいましい気持ちで見つめていました。「イエス様の話をしてはいけないとあれほど言ったのに、彼らは全然言うことを聞かない。このままでイエスを信じるものがどんどん増えていく。」指導者たちは、ねたむ気持ちを抑えられなくなり、再び使徒たちを捕まえて牢屋に入れてしまいました。ところが夜になると神様のみつかいが現れて、牢屋の扉を開けて使徒たちは外に出しました。そして「このいのちのことばをすべて語りなさい」と弟子たちに言いました。
使徒たちはその言葉に従い、夜明けごろに神殿に入り、早速神様の言葉を人々に教え始めました。そんな事は知らない指導者たちは使徒たちを裁判にかけようとしていました。そんなところに彼らが牢屋から出て神殿で再び教えている知らせが届きました。「なんと言うことだ。彼らをもう一度捕まえてこい。」指導者たちはカンカンです。「イエスのことを教えてはならないと、あれほど命じたのに、エルサレム中に広まってしまったばかりか、私たちがイエスを殺したと言って悪者にするとは!」ペテロと使徒たちは恐れずにきっぱりと言いました。イエス様は神様によってよみがえりました。私たちは生き返ってイエス様にお会いしました。この方こそ私たちは罪から救う救い主で、私たちはその証人なのです。」
3 苦しみをも喜ぶ使徒たち
指導者たちは怒り狂い、こんな者たちは生かしておけないと考えました。ところがその時、人々から尊敬されているガマリエルと言う聖書の先生が使徒たちを外に出すように命じてから言いました。「みなさん。今までも自分が救い主だと言う偽物が何人も現れましたが、いつの間にか消えていきました。この人たちを放っておきなさい。本物でなければ自然に消えていくでしょう。しかし、もし本当に神から出たものならば、彼らを滅ぼすことはできないでしょう。むしろあなた方が神の敵になってしまいます。」指導者たちはこの先生に従うことにしました。使徒たちをむちで打ち、イエスの話をするなと命じ、解放しました。使徒たちはその後どうしたでしょう。ひどい目にあったことを悲しむより、イエス様のことを堂々と話せることを喜んだのです。毎日宮や家々で教え、イエスがキリストであることを述べ伝え続けた。イエス様が救い主であると伝えるのをやめるどころか、ますます大勢の人々に伝えてきました。