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聖書箇所:ヨハネ18章1~11節

主題:イエスは神のご計画に従い、進んで十字架に向かわれた。

暗唱聖句:「キリストは自ら十字架の上で、私たちの罪をその身に負われた」

(第一ペテロ2章24節)

目標:主イエスが私たちのためにご自分から進んで十字架に向かわれたことを知り、感謝する。

導入:イエス様は、過ぎ越しの食事の間、ご自分をぶどうの木に例えた話の他にも大切な話を弟子たちにお聞かせになりました。十字架におかかりになる時が近づいていることをご存じだったからです。食事を終えると、イエス様は弟子たちを連れて、いつもお祈りをなさっていた場所に向かわれました。

1.ゲツセマネの園

イエス様と弟子たちは、エルサレムの町を出てゲツセマネの園と呼ばれる所に行きました。そこには、オリーブの林があり、イエス様はいつもその林の中でお祈りをなさっていました。イエス様を裏切ろうとしていたユダは、先に食事の席を抜け出していました。「イエス様は今夜もゲツセマネの園にお祈りをしに行くに違いない。真夜中で誰もいないし、捕まえるチャンスだ。」ユダは、イエス様に反対する指導者たちから送られた人たちや兵士たちを大勢連れて、ゲツセマネにやってきました。みな、たいまつや武器をもっていました。イエス様や弟子たちが抵抗して暴れても、イエス様を間違いなく捕えようというのです。

2.イエス様の権威

イエス様は、これからご自分が捕らえられ、十字架に掛けられることが父なる神様のご計画であると、知っておられました。そこで、荒々しくやってきた人々にご自分から近づいていき、「誰を探しているのか」とお尋ねになりました。人々が、「ナザレ人イエスだ」と答えると、イエス様は逃げも隠れもせず、「それはわたしだ」と名乗られました。イエス様の堂々とした声を聞いた人々はみな、イエス様の神の子としてのおことばに恐れを感じ、後ずさりしたかと思うと、バタバタと地面に倒れてしまいました。6節を読みましょう。

6.イエスが彼らに、「それはわたしです。」と言われた時、彼らは後ずさりし、そして地に倒れた。

3.弟子を守られたイエス様

イエス様は、もう一度「誰を捜しているのか」とお尋ねになりました。人々がまた「ナザレ人イエスだ」と答えると、イエス様がおっしゃいました。8節にはこう書いてあります。

8.イエスは答えられた。「それは、わたしだとあなたがたに言ったでしょう。もし、わたしを捜しているのなら、この人たちはこのままで去らせなさい。」

イエス様は、ずっと前から、「神様がわたしに与えて下さった人を、わたしは守って一人残らず救います。」とおっしゃっていました。イエス様はそのお約束を守って弟子たちをかばってくださったのです。9節を読みましょう。

9.それは、「あなたがわたしに下さった者のうち、ただのひとりも失いませんでした。」と、イエスが言われたことばが実現するためであった。

弟子のペテロは、イエス様を守ろうとしたのでしょう。持っていた剣でそこにいた大祭司の部下のマルコスに斬りかかり、右の耳を切り落としてしまいました。そんなペテロに、イエス様はおっしゃいました。「剣をしまいなさい。わたしがこの人たちに捕らえられて、十字架で苦しみを受けることは、父なる神様がお決めになったことなのですから。」

暗唱聖句を読みましょう。これは、ペテロが書いた手紙の中のことばです。ペテロは、イエス様がご自分から名乗り出て、捕らえられたのを見ていました。それは、自分の罪のさばきを受けなければならない私たちすべての人の身代わりとなって、十字架に掛かるためだったのだと、あとになって手紙に書き、教えてくれているのです。

私たちを救うため、ご自身から十字架に向かってくださったイエス様に心から感謝しましょう。



聖書箇所:マタイの福音書21章1節~11節

暗唱聖句:「見よ、あなたの王があなたのところに来る。柔和な方で、ろばに乗って」

(マタイの福音書21章5節)


先週までは旧約聖書のお話が続いていましたが、今日から3月までは、十字架に向かっていくイエス様のお話になります。


昔からの預言のとおりにベツレヘムでお生まれになったイエス様は、30歳になった頃から、ガリラヤの周りの町や村をまわって、病気で苦しんでいる人たちを治してくださったり、弟子や多くの人たちに神様の国について語ったり、救い主としての働きをしていまし

た。

イエス様が十字架にかかる日が近づいていたある日のことです。

イエス様は弟子たちと一緒にエルサレムへと向かって歩いていました。

エルサレムのすぐ近くにある村に来たところで、イエス様は二人の弟子に言いました。

「ちょっとこれから二人で向こうの村に行って、ろばの親子を連れてきてください。向こうの村に行くとすぐにあなたたちはつながれているろばの親子を見つけるから心配しなくても大丈夫。もし誰かに何か言われたら、主がお入り用なのですと言えば、すぐにろばを渡してくれますよ」

二人の弟子たちは「イエス様はなぜ、ろばが必要なのかなぁ」と不思議に思いましたが、イエス様に言われたとおり、向こうの村へ出かけていきました。


イエス様が二人の弟子たちにろばを連れてくるように言ったのにはちゃんとワケがありました。

それはイエス様の時代よりも500年前に生きたザカリヤが預言して言った神様の約束があったからです。

イエス様がろばの子に乗ってエルサレムに行ったことによって、「見よ。あなたの王があなたのところに来られる。柔和で、ろばの背に乗って、それも、荷物を運ぶろばの子に乗って」という神様の約束が実現したのでした。


「イエス様、イエス様がおっしゃた通りです。ろばを見つけることができました。」

弟子たちはろばをイエス様のところへ連れてくると、ろばの背中に自分たちの上着をかけました。

それからイエス様はろばの背中にそぅっと腰かけました。

ろばの子どもは、小さいけれど力持ち。

イエス様が自分の背中に乗ってくださっているからとっても嬉しそう。


カッポ、カッポ、カッポ、カッポ。

子どものろばがエルサレムへ向かってゆっくりと歩き始めると、大勢の人たちがイエス様の乗ったろばの周りに集まってきてきました。

大勢の人たちは着ていた上着を脱いでその上着を地面に敷いたり、周りにある木から木の枝をとってきて、木の枝を地面に置いたりして、イエス様を乗せたろばが通る道を作って、イエス様や弟子たちと一緒に歩き出して、大行列ができました。

エルサレムの町へと向かう人たちは子どものろばに乗ってやって来られたこの人こそ、神様が私たちの為に送ってくださった救い主だ、今、私たちの為に救い主が来られたぞ、とうれしくてうれしくてたまらなくて、みんな「ダビデの子にホサナ。祝福あれ。主の御名によって来られる方に。ホサナ。いと高き所に」と叫んで大喜びしました。

「ホサナ」とは「今こそお救いください」という意味です。


でも、大喜びで「ホサナ、ホサナ」と叫んでいる人たちはイエス様がどんな救い主なのかを本当には分かっていませんでした。

ローマ帝国から自分たちを解放してくれる強い王様だとイエス様に期待して「ホサナ、ホサナ」と叫んでいたからです。






聖書箇所:ネヘミヤ2章9~20節、4章1節~6章16節

主題:成功させてくださる神を信じて祈り、問題を乗り越えたネヘミヤ。

暗唱聖句:「天の神ご自身が私たちを成功させてくださる」ネヘミヤ2章20節

目標:祈りが聞かれるという確信に立ち、神により頼んで与えられた使命を果たすことを願う。

導入:神様を信じていない人でも、「祈ります」と言いますよね。日本では、神や仏だと言われているものだけでもなく、月や星などに祈ったり、「何となく願う」と言う意味で使ったりします。今週もネヘミヤの祈りを聞きましょう。祈りで本当に大切なのは、「誰に」「どんな願いを」祈るかだということが分かりますよ。

1.城壁再建を励ますネヘミヤ

ネヘミヤは、ユダヤ人の故郷エルサレムの町を再建するため、王様が付けてくれた護衛の兵士に守られながらエルサレムへ旅立ちました。エルサレムの周辺には、ユダヤ人に敵対する民族が住んでいました。その地方の役人サンバラテやその部下達は、ネヘミヤがペルシアの王の手紙をもってやってきたことが面白くありません。城壁が修理されて、ユダヤ人が再び強くなることを恐れて、何とか工事を阻止(とめよう)と、考え始めました。

ネヘミヤはエルサレムに着くと、何故帰ってきたのか誰にも明かさないまま、真夜中に密かに町を見て回りました。確かに城壁は無残に崩され、門は焼き尽くされ、通れない道もありました。その後で、ネヘミヤは神様に助けて下さるように祈りながら作戦を練り、しっかり準備をしてからユダヤ人を集めました。17~18節を読みましょう。

2章17節:それから、私は彼らに言った。「あなたがたは、私たちの当面している困難を見ている。エルサレムの廃墟となり、その門は火で焼き払われたままである。さあ、エルサレムの城壁を建て直し、もうこれ以上そしりを受けないようにしよう。」

18:そして、私に恵みを下さった私の神の御手のことと、また、王が私に話した言葉を彼らに告げた。そこで、彼らは、「さあ、再建に取りかかろう。」と、言って良い仕事に着手した。ネヘミヤは、力強く語り掛けました。「みなさん。今こそ私たちの手で城壁を築きましょう。神様がこの働きを導いてくださいます」。自分がどのように神様に導かれてエルサレムに来たかも証ししました。ネヘミヤのことばに励まされ、力づけられた人々は、一致団結してこの仕事に取り組むことになりました。サンバラテたちは、「王様に反逆でもするつもりか」と、ユダヤ人たちをあざ笑いましたが、ネヘミヤは確信をもって答えました。20節にはこう書いてあります。

20:そこで、私は彼らにことばを返して言った。「天の神ご自身が、私たちを成功させてくださる。だから、そのしもべである私たちは、再建に取り掛かっているのだ。しかし、あなたがたにはエルサレムの中に何の分け前も、権利も記念もないのだ。」

2.妨害や問題を乗り越える

工事は、区画ごとに担当が割り当てられ、計画的に進められていきました。敵たちは、再建工事が始まったことを聞きつけて言いました。「あわれなユダヤ人。どうせまた簡単に壊れてしまうだろう」ネヘミヤたちを馬鹿にして、やる気を損なおうとしたのです。そんな時、ネヘミヤは神様に祈りました。悔しい気持ちを打ち明けて、神様が敵の罪を罰してくださるように願いました。ユダヤ人たちは、周りのあざ笑いや妨害に負けず、せっせと働き、工事に取り組みました。城壁が、どんどんできてくると、敵は言葉だけではなく、力で工事を妨害しようと、色々な手を打ってきました。そのたびに、ネヘミヤは祈って神様からの知恵を求め、皆に伝えました。そして、作業をする人と、武器をもって見張る人が交代する体制を整え、一致して城壁づくりに励めるようにしたのです。問題は、敵からの攻撃だけではありませんでした。ユダヤ人の間から、「工事だけをしていては、食べ物を手に入れたり重い税金を払ったりできない」などと、様々な苦情が出てきました。そんな問題にも、ネヘミヤは耳を傾けて、神様に祈りながら解決していきました。


3.城壁の完成と神様の栄光

あとは新しい門を取り付ければ、城壁は完成という頃、敵は今度はネヘミヤ一人に狙いを絞り、何度も「話し合おう」と誘い出し暗殺しようとしました。けれど、ネヘミヤは敵の魂胆を見抜き、誘いには応じませんでした。神様を恐れるネヘミヤの信仰がネヘミヤ自身を守ったのでした。15節から16節を読みましょう。

6章15節:こうして、城壁は五十二日かかって、エルルの月の二十五日に完成した。

16節:私たちの敵がみな、これを聞いた時、私たちの周りの諸国はみな恐れ、大いに面目を失った。この工事が私たちの神によってなされたことを知ったからである。たった五十二日間で新しい城壁が完成しました。ネヘミヤが祈って知恵を絞り、人々は力を合わせて働きましたが、何より神様がネヘミヤたちの信仰を喜んで守って下さったからこそ、大工事が成功したのです。周りの国々もエルサレムの再建工事がまことの神様ご自身によってなされたことを知りました。


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